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酩酊珈琲

夜行性絵描きの雑記帳。

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Category: 独り言

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僕がずっと前から思ってることを話そうか。


なんて。


珍しく本能に従ってみたんだ
少しだけ、好きなようにしてみようと思ったのです

たまにはいいかな、と 枷を外してみたのです



眠れない夜を二度明かしました

きみを、知りたいと
居場所を求めて縋った声は、消えずに届いて

当たって砕けるつもりだったのに 手を、取ってもらえました

喉の奥のほうで息を苦しくさせていたものがひとつ 溶けて消えました


一度足枷を蹴散らしてしまったら
喉につかえていた言葉を吐き出すのは楽だった。

香水でも嗜好品でもなんでも、染まってしまえたらいいなと
今くらいは甘えて溶かされてしまおうか、と


…今度こそは

穏やかなまま、幸せが続けば、と。



金木犀が散るのには
どうやら間に合ったようでした。





少し、距離を置いてきみを眺めてみた。

離れたところで笑ってるきみはごく普通に、いつものきみだった
相も変わらず鈍感な私には
きみがなにを思っているのかは依然として不明瞭だったけど、

ああ、慣れてきたんだね、と

それだけはなんとなく、わかった。


居心地の良い、穏やかに息のできる居場所、をひとつ得てから
比較的落ち着いた思考の巡らせ方ができるようになった。

夏頃、夏前の私とはもう根本的ななにかが違うんじゃないか、と
申し訳ないけれど 隠し事も、増えた。

悪気はない。
罪悪感ばかりがひたひたと増えていく。

きみに非があるなんて、最初から思ってない。

不器用がふたり揃っただけ くらいに思っていないと
壊れものを扱うようにし続けた結果
何処か知らないところで、知らないときに、ひとりでに壊れてしまいそうで
わたしは、こわいんだ。


それでも
きみの知らない私にはなりたくないよ。


そうぼんやりと願う傍ら
きみがそれでいいなら、とも
何処かで確かに思っているのだけれど。
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ほろほろと


山吹散るや…
なんて詠んだのは誰でしたっけね。


山吹の代わりに
近所の金木犀がぼちぼち散り始めました

秋もそろそろ本番かなぁ

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猫舌思考


夏が嫌いな理由がある。


描かなくてはならない絵が滞る焦燥感が怖いのだ。

意識をも溶かしてしまいそうな日差しにじんわりと追い詰められて
ほたほたと声も上げずに泣きたくなる。

猫背でブランケットにくるまって
熱々の珈琲を啜りながら作業をするほうが性に合ってるんだろうなぁ

時間が穏やかに流れる真冬の深夜が恋しいよ。


そんなわけで
熱に浮かされた思考回路を鎮めるために
東京都現代美術館 【名和晃平 シンセシス展】 を訪れてみたところ

氷塊で殴られた気がした。

火照った意識がくらりとしたところで、
クラッシュアイスと熱湯を同時に浴びせられた心地になった。

魅せられるというのはこういうことなのだと 
創造されたものに強く強く惹かれることがこんなにも私を生かすのだと

私は、
私は絵を描いていたいと、


目が、覚めた。



いくらか穏やかに冷えた思考をふわふわとさせながら

ずっとずっと実物に会うことを焦がれていた
鹿が硝子のこまかい泡に包まれたオブジェを前にして
とりとめのないことを考えた。


たとえばこの鹿達に意識があったとして

硝子の球に包まれた彼らはいったい何を思案するのだろう。

ふとすれば氷漬けにされたようにも見えるし
空気の泡を纏っている風にもとれる
滴の粒だとして それは冷水?熱湯?

触れられない故に憶測は全て空想に終わる。

嘘のように透き通った硝子球に覆われた彼らを
ひどく、ひどく長い時間見つめ続けて

ただ 寒かろうね、と思った。
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ぶくぶく


沈んでみる。


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踏み止まれ、


進学指導会でした。

…進路のジャンル的に、
私が所謂夢追い人だってことは重々承知してる。
承知した上で 私は絵を描く事をただの趣味に終わらせたくないよ。

終わらせたくないけど、一線を引いた。
去年の秋だった。


今日は日本文学科と心理学科目当てに話を聞いてきたんだけども
やっぱり頭の何処かで、むしろいちばん深いとこでは
未練がましく美大に焦がれてるんだなあ と。

浸りたかった。
埋もれたかった。
沈みたかった。

絵のある環境に頭のてっぺんまで潜り込んで、
絵の為に笑ったり泣いたり傷付いたり喜んだりしたかった。
周りからの影響を目から耳から皮膚から五感のすべてから、
いっぱいに飲み込める環境が欲しかったよ。

ああそうだよ悔しいよ羨ましいよ、
美大に、美術に浸かれる大学に行きたかった!


理由故に諦めたのは私自身だけどもね、
なかなかに揺らぐものだ(´・ω・`)
ハートフルボッコ状態とは今のことを言うんだな。


「やらない後悔よりもやる後悔」という言葉に現実味を見出すことができない。

なにもかも手を尽くした挙句の後悔がいちばん怖いよ。
綺麗な夢のまま終わらせられる道を選んだ。
極彩色の濁流に飲み込まれる魅力に目を瞑ったのは 他ならぬ私だ。

逃げたわけじゃない。
目前の夢に目が眩んで将来を見据えられなくなるよりかは よっぽどいい。


…願わくば
芸術系学生の待遇がもうちょっとだけでも良くなりますように。
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獏

Author:獏
珈琲と食事と睡眠がすき

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