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酩酊珈琲

夜行性絵描きの雑記帳。

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猫舌思考


夏が嫌いな理由がある。


描かなくてはならない絵が滞る焦燥感が怖いのだ。

意識をも溶かしてしまいそうな日差しにじんわりと追い詰められて
ほたほたと声も上げずに泣きたくなる。

猫背でブランケットにくるまって
熱々の珈琲を啜りながら作業をするほうが性に合ってるんだろうなぁ

時間が穏やかに流れる真冬の深夜が恋しいよ。


そんなわけで
熱に浮かされた思考回路を鎮めるために
東京都現代美術館 【名和晃平 シンセシス展】 を訪れてみたところ

氷塊で殴られた気がした。

火照った意識がくらりとしたところで、
クラッシュアイスと熱湯を同時に浴びせられた心地になった。

魅せられるというのはこういうことなのだと 
創造されたものに強く強く惹かれることがこんなにも私を生かすのだと

私は、
私は絵を描いていたいと、


目が、覚めた。



いくらか穏やかに冷えた思考をふわふわとさせながら

ずっとずっと実物に会うことを焦がれていた
鹿が硝子のこまかい泡に包まれたオブジェを前にして
とりとめのないことを考えた。


たとえばこの鹿達に意識があったとして

硝子の球に包まれた彼らはいったい何を思案するのだろう。

ふとすれば氷漬けにされたようにも見えるし
空気の泡を纏っている風にもとれる
滴の粒だとして それは冷水?熱湯?

触れられない故に憶測は全て空想に終わる。

嘘のように透き通った硝子球に覆われた彼らを
ひどく、ひどく長い時間見つめ続けて

ただ 寒かろうね、と思った。
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獏

Author:獏
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